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2016. 10. 25

百聞は一見に如かず!「トヨタ博物館」特別見学ツアーレポート

11月27日に実施される、第4回くるまマイスター検定。その早期申込者の中から抽選で選ばれた10組20名様をご招待して、10月10日、トヨタ博物館(愛知県長久手市)特別見学ツアーを開催しました。ガイド役は、くるまマイスター検定公式応援団の自動車ジャーナリスト 片岡英明さんと、トヨタ博物館副館長 浜田真司さんです。

くるまマイスター検定応援団 片岡英明さん トヨタ博物館副館長 浜田真司さん

 

トヨタ博物館について

トヨタ博物館は、その名の通り、トヨタ自動車が管理・運営している自動車をテーマにした博物館です。本館と新館合わせて、国内外から収集された約160台の車と、新館には年代別の日常生活で見られた文化的な資料も多数展示されています。様々なイベントも企画され、レストランも常設。何度足を運んでも飽きない、また家族でも楽しめる自動車博物館として、人気の観光スポットとなっています。

車がよく見えるゆったりとした展示

 

トヨタ車ばかりではなく各メーカーの名車も

 

新館では展示車の時代背景を表す文化的資料も多数展示

 

当日は「はたらく自動車」の企画展示が子どもたちに大人気

 

ガイドツアーの様子

自動車に関する知識が豊富な片岡さんと浜田さん。このお二人が、各展示車の歴史的、文化的な一面から、トヨタ博物館で展示する意義についてお話くださるなど、普段では聞けない貴重な話に、参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。「こんな車があるんだ」ではなく、「この車はなぜ展示されているのか?」そういう視点で博物館を見て回ると、より楽しむことができます。ツアーの様子を、展示車とともにご紹介します。

同じように見えてしまう?クラシックカーも、片岡さんと浜田さんの解説を聞くと
それぞれ全く異なる時代背景、目的でつくられたことがよく分かります。

 

この年代辺りから参加者の「懐かしい!」の声が飛び交い、片岡さんの解説も熱を帯びます。

 

クラウンより前に生まれたトヨタ初の小型車、『トヨペットSA型』(1951年)。
4輪独立懸架サスなど先進的なメカニズムを採用。

 

『デ ソート エアフローシリーズSE』(1934年:米)は、
「メーカー視点で観ると、その設計の先進性がより凄いことが分かる」と浜田さん。

 

『ドラージュ タイプD8-120』(1939年:仏)は、
全長5m超の優雅なフォルムのコンバーチブル。

 

かつては犬猿の仲!? 初代カローラと初代サニーが仲良く並んでいました。

 

2時間のツアーは本館と新館を全て観て回って、あっという間に終了。その後は、ガイド役のお二人への質問コーナーへ。参加者から寄せられる、未来の自動車像に関することなど様々な質問に、片岡さんと浜田さんが真剣に応じてくださいました。本当に感謝です。ありがとうございました!

今回ご参加頂いた皆さんにとっては、貴重な経験になったのではないでしょうか。くるまマイスター検定では、今後も車文化の醸成と継承を目的としたイベントを企画していきますので、お楽しみに!

【トヨタ博物館 概要】
■所在地 愛知県長久手市横道41-100
■敷地面積 46,700㎡(約14,000坪)
■HPアドレス http://www.toyota.co.jp/Museum/