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2015. 10. 06

親子でくるまマイスターデー!第2弾「トヨタ博物館」見学ツアーレポート

「トヨタ博物館」特別見学ツアーを開催!

先日、2015年11月29日に開催される第3回「くるまマイスター検定」親子向け早期申込特典として、当検定の名古屋会場でもある、愛知県長久手市の「トヨタ博物館」を親子で見学する特別ツアーを行いました。

トヨタ博物館とは…

 

トヨタ自動車株式会社創立50周年 記念事業の一環として1989年4月16日にオープンし、世界の歴史的な車約140台を常設展示。
世界レベルの自動車博物館として、多くの人に自動車の歴史を学ぶ機会を提供し、人と車の豊かな未来のため活動している施設です。

自動車ジャーナリストが案内!


当日は抽選で選ばれた約20名の親子が集まり、自動車ジャーナリストの片岡英明さん(第3回くるまマイスター検定応援団)にガイドをしていただきながら、本館と新館を約2時間にわたり見学しました。

 

本館

本館では、ガソリン自動車誕生から現代までの自動車技術・文化の発展の歴史を、世界の代表的な車約120台で紹介しており、館内は大きく3つのゾーンに分かれています。

1つ目は、トヨタ初の生産型乗用車「トヨダAA型」(レプリカ)が展示されているシンボルゾーン。

2つ目は、実用化されたガソリン自動車の第1号と言われる「ベンツ・パテント・モトール・ヴァーゲン」(レプリカ)をはじめとした、代表的な車両約60台が展示されている欧米車ゾーン。

 


そして3つ目が、各社の代表的な車輌約60台を展示し、第2次世界大戦後から現代に至る日本の自動車産業の歩みが分かる日本車展示ゾーンです。

新館

新館では、日本のモータリゼーションの歩みと生活文化の変遷を、6つのゾーンに分けて紹介。
各時代の代表的な車と生活の様子を示す文化資料が、なんと約2,000点も展示されています。

業界屈指の旧車知識を持つ片岡氏の説明に、真剣な面持ちで聞き入る参加者の皆さん。質問も積極的に飛び交いました。

 

ここで、ほんの少しだけ展示車をご紹介。

ブガッティ タイプ 35B(1926 フランス)

独創性と美学で芸術的な設計を残したエットーレ・ブガッティの代表作。量産レーシングカーとして大成功を収めました。ホイールやシャシーなど構造的にも興味深い一台。


フォルクスワーゲン 38 プロトタイプ “レプリカ” (1938年・ドイツ)

ヒトラーの国民車構想にポルシェ博士の企画が採用されて誕生。流線型ボディ、独立懸架およびリアエンジン方式は当時ドイツで進歩的な設計でした。


トヨペット SA型乗用車(1951年・日本)

発売するに当たり一般公募で決定した「トヨペット」の愛称は、1949年に商標登録されて以来、現在まで多くの人々に親しまれています。


スバル 360 K111型(1958年・日本)

富士重工業初の市販車となったスバル360は絶大な支持を受け、「てんとう虫」のニックネームでいまなお愛され続けている名車。現在のスバルの礎を作りました。

ダイハツ ミゼット DKA型(1959年・日本)

戦後しばらくの間も自動車が公的な乗り物だった時代に、大衆化を決定づけた商業車のひとつが、3輪車のミゼット。 安価かつ扱いやすく、しかも軽免許で乗れることから爆発的なブームを巻き起こしました。

大人も子供も大満足!

ツアー前後にはトヨタ博物館館長の布垣直昭さん、副館長の浜田真司さんの挨拶や、来場者向けの記念品なども配布され、大満足でツアーを終了!

参加者の皆さんは「専門家に解説していただき、非常に分かりやすかった」「とても有意義な時間を過ごせた」などと感想を述べ、中には「中3のクルマ好きの長男、トヨタ2000GT好きの次男と母の3人で受検します。もっと勉強して、検定当日も頑張ります。」と、第3回試験に向けて意気込みを語ってくれた方もいらっしゃいました。

 

くるまマイスター検定では今後もこのような機会を設け、引き続きクルマの楽しさをお伝えしていきたいと思います!

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